描きたいものを言葉にすることは大変難しく、目に見えないモノを描こうとしているのもあり、「こういうもの」といった大きなくくりでしか言い表わせません。 絵の中では鳥、自然、花、木々の葉などを介して表現することができるので、私にとって絵を描くということは気持ちを伝達する手段のひとつということなのでしょう。
この度の「中天」は、生き物の代表として鳥、カエル、貝にお出ましいただき、それらと対峙するように居る女性の表情が微妙に硬いのは、もしかしたらヒトとしてどうあるべきかを模索しているのかもしれません。